続:悲惨なメカニックサービスは誰のせい?

悲惨なメカニックサービスは誰のせい? - 晴天な の続編

 

今年は種々の状況のために、チームメンバーの多くのご家庭で、競技会前日に室内用タイヤから屋外用タイヤに履き替えなければいけないという事態になりました。

作業の仕方がわからない、工具もないということで、自転車屋に持ち込んだ方がいらっしゃったようなのですが、またまたやってくれましたよ。

 

タイヤの転がり方向を間違えてとりつけた例がありましたよ。自転車だってタイヤの転がり方向を間違えて取り付けてしまわないように、注意しなきゃいけないのでは?

さらに、車輪の転がり方向を間違えてとりつけた例がありましたよ。これは「業務上過失傷害」とかになりえます。これは絶対に許せません。

自転車を組んだことがある方なら100%知ってるはずですが、ペダルの取り付け部は、左右のペダルでねじの切り方が違います。自転車を漕いで、ペダルを回した時に、ペダルの取り付けねじが「締まる」方向にねじが切ってあるのです。仮に、後進する方向にペダルを回し続けたらどうなるか?当然、ペダルの取り付け部は緩んで、いつかは外れます。

一輪車の車輪の転がり方向を間違えてとりつけてあると、乗員が「前進」のつもりでクランクを回すと、ペダル取り付け部が緩む方向に回すことになります。一輪車のスピード競技では、(小学生の入賞する程度のスピードで)ケイデンスで200以上になることもあります。競輪のトップ選手の最大値よりも大きいのです。全力疾走中に、ペダルが外れたらどういうことになるか……。単純な骨折で済めばまだ軽い方でしょう。恐ろしい。そういう危険なことを平気でやって金をとる自転車屋、つまり「プロ」がいるのです。

スタート前に、一輪車を漕ぐと異音がするということだったので、見せてもらったら、ペダルが緩んでネジ長の半分ぐらいはもう抜けてました。あのまま選手の女の子が出走してたら大怪我だったでしょう。ほんと、その自転車屋、名指しで非難したい。無茶苦茶です。